■当グループは、創業以来、信託の受託者精神に立脚して社会課題に挑戦してきました。人生100年時代と言われる今、これからの100年の社会課題解決に向けた当グループの取り組みをご紹介していきます。
■「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」では、人生100年時代に向け、一人ひとりが将来を安心してあかるく過ごすための資産形成・情報活用のあり方を調査・研究し、情報発信しています。
本書では、5年にわたる1万人のアンケート調査などのデータを活用し、金利のある時代において「高騰しつづける住宅を買うのか借りるのか」「物件ファーストか住宅ローン優先か」「ローン返済と資産形成は両立できるのか」「住まいと老後資金準備はひとつながりのライフイベントとして考えるべき」などについてまとめられています。
本書では、近時関心の高まっている「金融教育」をテーマとした「ライフプランニング」「マネープランニング」への取り組みを土台としつつ、人生の資産を「ヒト・モノ・お金」の3つの要素から捉え、それらを活用しながら、「ファイナンシャル・ウェルビーイング(個人の経済的な不安がなく満たされた状態)」の実現に向けた取り組みについて学ぶことができるようにまとめられています。
本書では、個人の投資の目的をウェルビーイング(人生が満たされた状態にあること)と捉え、年金運用・管理の手法を応用し、老後資金への不安解消に向けた資産の蓄積と取り崩しの考え方、リスク許容度の概念や投資性資産への投資割合の考え方などについてまとめられています。