「三井住友トラストグループ100年小史」、ついに完成!制作を担当したお二人に、編集部がインタビューを行いました。
当サイトでも以前ご紹介した100年史がすべて完成しました!2022年7月にスタートしたプロジェクトの最後の制作物、「小史」が社員の手元に届いた今、改めて編纂チームのお二人にインタビューし、注目ポイントや社史にこめた想いを伺いました。
・制作時に大変だったことは?
「まず小史についてですが、先に公開した社史サイト、「三井住友トラストグループ100年史」の圧縮版として、主にグループ社員やOB・OGの皆さま向けに制作した冊子で、「小史」(以下、社史と表記)としています。」
「過去の社史を調べたり、三井文庫・住友史料館などにある資料を集めたりしました。資料の保管状態が時代ごと、旧銀行ごとに異なるため、バランス感を持たせるために取捨選択したものもあります。」
当グループは複数の銀行が統合している歴史があることから、その歴史を偏りなく記載するように心がけ、冊子の制作にあたっては歴史の教科書を参考にサイズや分量を企画したとのこと。
・特に読んでもらいたいところは?
「創業期や終戦後の苦悩と復興、経営統合への決意や想いについてはみなさんに知ってもらいたい。人生に喩えるならば、創業期は誕生ですよね。戦後は貧しく苦しい時期、経営統合は結婚でしょうか。」
当グループの歴史を人生になぞらえてお話しされていたのが印象的でした。人生の節目にあたるような出来事が、当社の歴史においてもターニングポイントといえそうです。
・社史を読む当グループ社員に伝えたいことは?
「次の世代にこれからの100年を託したい、次の100年に繋げるためには100年の歴史をいつでも振り返ることのできるものが手元にあると良いだろう、という考えのもと制作しました。社史を読んで100年の歴史を振り返ると、『信託の力』で人々の生活を幸せにしたいという想いはずっと変わらないことが分かると思います。変わらないことを昔も今もやっていることに気づいてもらえたら、それが一番嬉しいことです。そして繋いできた想いを自分ごと化しながら、毎日の支えや励みにしてもらいたい。」
前段:社史制作のお2人 後段:特設サイト編集アンバサダー
完成した社史は、これまでの100年の想いがコンパクトに詰まった一冊にまとまりました。100年史のウェブサイトとともに、これまでの歴史や未来に向けた取り組みをぜひご覧ください!
100周年特設サイト編集部としても、これからの100年にもその想いを繋げられるよう、今後も取り組んでいきたいと思います!