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周年企業へ取材!vol.4

株式会社東芝様へ取材!<後編>

2025年に創業150周年を迎えられた株式会社東芝様へのインタビューです!
後編では、AI教育や今後の挑戦に加え、特別に見学させていただいた「東芝HERITAGE SQUARE」のレポートをお届けします!

AI技術への考え・教育

2019年から貴社グループ社員の方々を対象に、AI教育プログラム『東芝AI技術者教育』を展開されています。AIが拓くこれからの社会や人材像について、貴社が描く未来と、それを支えるAI教育の役割をどのようにお考えか教えてください。

「当社はAIを”価値創出の手段”として位置づけ、2019年から人材育成を強化してきました。AI技術者は2019年の750名から2024年には2,300名へと増加し、技術者の教育に加えて、社員全体を対象としたAIリテラシー向上施策も並行して行っています。」

「実は東芝のAI研究の歴史は1960年代に遡り、日本語ワープロのかな漢字変換などもその成果です。また、2000年代から自社データセンターを運用してきたことで、生成AI時代に不可欠なインフラ整備の知見も蓄積されています。この”現場に根ざした経験”は大きな強みです。
今後は、AIそのものの活用と、それを支える発電・電力供給・データセンターといった社会インフラの両面で価値を提供していく必要があります。そして何より、AIの進化の中で取り残されることのない社会づくりを重要な使命と考えています」

(事務局コメント) AIは進化のスピードが速いからこそ、知識や活用力の差が生まれやすくなっています。この取り組みが示されるように、技術者だけでなく全社員が学べる環境を整えることは、社会全体の”取り残さない未来”につながる大切な姿勢と感じました。三井住友トラストグループの未来を考える私たちにとっても、多様な人がAI時代を前向きに生きられる仕組みづくりの重要性を改めて感じるお話でした。

今後の挑戦

当グループでは、100周年記念事業として、挑戦を称えあう企業風土を育むことを目標としています。150周年に向けて、共通する想いである、挑戦することについてのお考えを教えてください。

「東芝にとっての『挑戦』とは、遠い未来を夢物語として語ることではなく、”今を確かに積み重ねること”だと考えています。足元の取り組みを着実に進め、新しい技術で人々の生活を豊かにするという大きな想いがあります。『人と、地球の、明日のために。』新しいものを作り続ける姿勢を支えるのが、挑戦する風土です。失敗の可能性があるとしても、時には面白く、時には楽しく、地に足を付けて考えていく。それが150年の歴史の中で受け継がれてきました。」
「私たちには『人と、地球の、明日のために。』という経営理念があります。これは1990年に策定されて以来掲げ続けてきた言葉です。新しい技術を創り、それを社会に届け、豊かな暮らしを実現する。そのために、未来を支えるキーデバイスやインフラを着実に築き続けます。より良い製品・サービスの提供ができるよう、引き続き全社を挙げて取り組んでまいります。」

(事務局コメント)長い歴史の中で挑戦を重ねながらも、足元を確かに見据える姿勢に、企業として学ぶ点が多くあります。日々変わっていく時代だからこそ、揺らがない軸を持つことの大切さを改めて感じる機会となりました。

東芝HERITAGE SQUAREを訪問

インタビューの終了後、ご厚意により、東芝様の歴史を受け継ぐ見学施設「東芝HERITAGE SQUARE」を特別に案内いただきました!
2024年に一般公開を終えた「東芝未来科学館」の後継として開設されたこの施設は、「産業遺産の保存と歴史の伝承」を目的に、150年企業としての歩みと挑戦の軌跡が記録された場所です。技術と社会の発展に寄り添ってきた東芝様の原点に触れる貴重な機会となりました。
東芝HERITAGE SQUAREでは、創業期から現在までの同社の技術と製品の歴史が体系的に展示されており、ものづくりの歩みを時系列でたどることができる構成になっています。その中でも”創業者といえば”と語られるからくり人形と炭素電球の展示を実際に見せていただけたことは大変印象に残りました!
からくり人形が動く仕組みを実演に合わせて解説いただきました。国産初の炭素電球からは”暮らしを良くしたい”という想いから始まった技術の背景と、その後の発展について学ぶことができました。
また、創業者ゆかりの展示以外にも、東芝様が開発していた冷蔵庫、テレビ、ワープロなどが当時の姿のまま並び、どれも時代の生活や技術レベルをそのまま映している点が興味深く感じられました。実物として残されていることで、「生活を支える技術」を長年つくり続けてきた同社の歴史をより立体的に理解できました。

創業時から受け継がれる「人々の生活を豊かにしたい」という想いと、足元を着実に見据えながら挑戦を続ける姿勢に、150年企業としての軸を感じました。100周年を迎えた私たちも、学びを未来につなぎ、価値を届け続けていきたいと思います。この度は貴重な機会をいただきありがとうございました!

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