背景 背景
私たちの取り組み

Our Topics

周年企業へ取材!vol.3

株式会社東芝様へ取材!<前編>

株式会社東芝様は2025年に創業150周年を迎えられました。150年という長い歴史の中で、人々の暮らしに技術で貢献してこられた東芝様へ今回インタビューをしました!

創業者の想い

貴社の原点であり、今も引き継がれる創業者の熱意・探求心について教えてください。

「当社の創業者は、田中久重・藤岡市助の二人です。田中久重は、日本の近代技術史に名を刻む発明家『からくり儀右衛門』として知られ、当社では久重翁として親しまれています。藤岡市助は、白熱電球の国産化や日本初のエレベーターの設計など、様々な技術で社会に貢献しました。創業者二人の想いを、今も東芝のDNAとして汲んでいます。」

「創業者の想いは、現在の当社にも脈々と受け継がれており、その一例が社会課題の解決を起点とした技術開発だと思います。一般の方々には家電の会社というイメージも強いかと思いますが、近年では、エネルギー、社会インフラ、デジタル、デバイスなどの事業領域に注力しています。技術の力で人々の生活を豊かにしたいという想いは、創業時から変わりません。」

(事務局コメント)
創業者が困難を乗り越え、人生をかけて発明し、技術で国民の生活に豊かさを広げていくまでの道のりに、現在も引き継がれる熱い想いを感じました。

技術が実現する豊かさ

人々に豊かな暮らしをもたらした貴社の技術について教えてください。

「田中久重は、からくり人形の製作で培った精密機械技術を基盤に事業を興し、その事業を継いだ二代目田中久重は、発電機や電動機などの製造に取り組み、日本の重電業の黎明期を支えた一人となりました。『いつまでも消えない灯り』と、商人を中心に大人気を博した”無尽灯”や、和時計の最高傑作といわれる”万年自鳴鐘”を完成させるなど、卓越した機巧技術で高い評価を受けました。」

【万年自鳴鐘】和時計・洋時計等の技術が組み合わさった時計。時計上部のドーム内では、太陽と月の動きが表現されています。

「田中久重は、西洋技術を取り入れながら、技術革新を進めました。蒸気機関技術開発や電信機製作に取り組みました。1875年、東芝の源流となる電信機工場を銀座に創業します。 “万般の機械考案の依頼に応ず”という看板を掲げ、技術で社会課題解決に応えていく東芝の発祥となりました。」
「藤岡市助の照明技術は、当時、当社発展のキーテクノロジーでした。ろうそく・ガス灯の時代から、電気による明かりのともる社会を実現しました。エジソンの発明した電球を国産化することに尽力し、社会一般に広めました。」
「照明技術に始まり、150年の歴史の中で、国・世界で認められた技術が数多くあります。当社の歴史は、創業時から時代に沿って、社員が課題に応えてきた結果の積み重ねです。」

(事務局コメント)
当グループの100周年事業でも、誰かの情熱が、誰かの挑戦を引き出すといった相乗効果がありました。次の時代の技術者にも引き継がれた情熱が素敵だと思います。
技術への熱い想いと、それを人々に広め、役立てる方々がいたからこそ、電気のある、今の暮らしの豊かさがあるのだと改めて思います。

周年事業への取り組み

当グループは2024年に100周年を迎えました。貴社の100周年当時の取り組みを教えてください。

「当社の100周年は1975年でした。当社の100年史によると、第一次オイルショック後で、当社も厳しい不況による業績低下の中で100周年を迎えたようです。記念行事として、日比谷公会堂で『東芝創立100周年記念式典』を開催した他、『東芝100年史』の編纂や、『100周年記念全東芝技能競技大会』として5日間に渡り、従業員による技能大会を実施しました。
また、全国紙で応募を募り、100歳以上の応募者全員にジューサーをプレゼントするという企画もあったようです。長寿と健康を祈った取組みで、全国から571名の方が実際に応募されたそうです。」

(事務局コメント)100歳以上の応募者「全員」にジューサーをプレゼントされる企画がすごいですね。社内も社外も巻き込んだ、希望のある取り組みですね。

今回の150周年を記念して制作された、ロゴに込められた想いを教えてください。

「ロゴマークでは、『150』の『0』を示す円形が、経営理念『人と、地球の、明日のために。』を体現し、地球に暮らす人々に寄り添い、地球規模の社会課題を解決した先にある、よりよい世界への想いを表現しています。また、ロゴには当社グループのコーポレートカラーである『赤(東芝レッド)』と『青(東芝ブルー)』をあしらい、『東芝レッド』は当社グループの変わらない情熱と自信を、『東芝ブルー』は知性と現代性を象徴しています。この2色のグラデーションで、創業から150年にわたる当社グループの実績と、これからも高い技術力で『新しい未来』の実現に貢献し続ける決意を表現しています。
ロゴマークは、社員の名刺や、東芝野球部/東芝ブレイブルーパス東京(ラグビー)のユニフォームにも印字されています。また、展示会などでも活用され、歴史と未来への想いを伝えています。」

「ロゴマーク制作のほか、当社のメッセージポスターや、コンセプト映像も制作しています。創業者の想いや、周年以外でも使えるものを改めて再編集しています。制作した動画はお客さまがいるスペースで放映し、歴史を発信しています。」

(事務局コメント)当社も社員投票で選んだ100周年のロゴを名刺等で使用しています。社員で選んだロゴマークには、思い入れがあります。

暮らしの豊かさを支えられた情熱と技術の歴史に、終始感動しました。明かりの下、家族で夕飯を囲んだり、気になる本の続きを読んだりと、今そこにある景色を明るくあたたかいものに変える想いを知ることができました。
後編では、インタビューに加え、特別に案内いただいた「東芝HERITAGE SQUARE」(現在一般公開終了)を通じて学んだ、発明によって進んできた社会の姿をご紹介します。
後編もぜひご覧ください!

一覧ページへ トップページへ

上へ